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伊藤計一のブログ            >PHOTOGRAPHY 
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7.12 開放
明日からグループ展が始まります。
今回のお題は「絞り開放」。
僕は、Hasselblad・Distagon60mmF3.5で撮影した研ぎ師の水桶を展示します。
僕が使用した印画紙は、Hahnemuhle社のコットン紙がベースのILFORD MULTIGRADE ART 300。
ざらざらした質感の印画紙で、さらに古典技法に則り、油絵の具での極薄い調色を施してあります。

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monochrome IV「絞り開放」展
主催:monochrome 展実行委員会
会場:Gallery E&M 西麻布
期間:2011 年 7 月 13 日(水)〜 2011 年 8 月 7 日(日)
   (月・火曜日休館 )
時間:12:00 〜 19:00(入場無料)
住所:東京都港区西麻布 4-17-10
電話:03-3407-5075
HP:http://www.takeuchi-studio.jp/gallery_em

展示作品
レンズの絞り開放で撮影された焦点深度の浅い写真は、背景が大きくぼけてフォーカスされた部分が浮き彫りになる。それは、選択で成り立つ写真に、奥行き方向の選択を強くしたことになり、作者が何に注目したのかを明確に示すことになる。
焦点深度を浅くしたこの技法そのものは、ピクトリアリズムの時代にディファレンシャル・フォーカスとして福原路草も好んで使っていたという。
現代に於いて、今回出展した作者達がレンズ開放の技を、どのように解釈しどのように使っているのか。各自各様の作品をお楽しみ戴けるものと思います。

展示作家
安達ロベルト、一色 仁、伊藤計一、中村うらら、織作峰子、金子 源、兼本玲二、亀山 仁、木津康夫、熊切大輔、小林伸幸、BAKU 斉藤、佐藤 理、鈴木光雄、高井哲朗、竹内英介、橘宏 幸、豊川勝士、中道順詩、永嶋勝美、ハービー ・ 山口、広川泰士、福岡 拓、福原 毅、藤井英男、細谷秀樹、舞山秀一、目羅 勝、善本喜一郎、レスリー ・ キー。(アイウエオ順)
by itokei2006 | 2011-07-12 10:48 | 作品・展覧会
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